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【横浜市中区|遺品整理・ゴミ屋敷片付け・不用品回収】プロが語る心の整理と片付けサービスの本質

 

 

2024年11月22日(土)日記

― 日常の釣りと、現場で思い出した”あの日”の感覚 ―


朝3時、海に向かう理由

 

 

昨日は、西伊豆の方へ釣りに出かけた。

朝3時起き、4時集合。

眠気はあるはずなのに、海に向かうこういう日の朝は、なぜか身体が自然に動く。

目覚ましが鳴る前に目が覚めて、 冷たい空気を吸い込みながら準備をしている時の感覚は、 遺品整理の現場に向かう時の緊張感にも似ている。

調理道具、バーナー、七厘まで積み込んで、 「今日は釣れたらここで焼こう」と期待だけは大きい。

車で走りながら、山影を見て 「あの山なんだろう?富士山じゃないよね?」 とパートナーに聞いたら、 「それ富士山だよ」 と即答され、朝から笑ってしまった。

何年も神奈川に住んでいるのに、 角度が違うだけで富士山を見失う自分がいる。

人間って、いつも同じものでも、 視点が変わると見えなくなるものだなと思った。

片付けの現場でも同じことが言える。

「こんなに散らかって、どうしようもない」 と思える部屋も、 角度を変えて「ジャンルごとに分ける」という視点を持つだけで、 まったく違う景色に見えてくる。


初めての手漕ぎボート、そして0匹という結果

今回は初めての手漕ぎボート。

毎日筋トレしているという理由だけで僕が漕ぐことになり、 沖へ向かって力いっぱい進んでいく。

「懸垂500日連続やってるから大丈夫でしょ」 とみんなに言われて、 「まあ確かに」と調子に乗って引き受けた。

ただ、風が強くてボートが激しく揺れる。

想像より体力も持っていかれるし、何より船酔いがきつい。

写真を撮る余裕なんてなく、ただ海に向き合うだけ。

波に揺られながら、 「これ、ちょっとやばいかもしれない」 と内心焦りつつ、必死に竿を握っていた。

そして結果は……

0匹。

小物は釣れたけれど、全部リリース。

食べられるサイズはゼロ。

 

 

 

 

みんなに 「心の清らかな人にしか、クーラーボックスの大量の魚は見えません」 と冗談を言っておいたけれど、 正直ちょっと悔しかった。

でも、不思議と心は軽い。

自然に向き合う時間は、いつも自分をリセットしてくれる。

0匹でも、海の匂いと波の音と、 揺れるボートの上で感じた「生きてる」っていう感覚は、 確かにそこにあった。

帰り道、 「また来ればいいじゃん」 とパートナーが言ってくれた。

そうだな、また来ればいい。

釣りも、人生も、片付けサービスも、 結果がすべてじゃないんだと、海が教えてくれた気がした。


横浜市中区|遺品整理・ゴミ屋敷片付けの依頼

 

 

 

息子さんの「どうすればいいかわからない」という不安

さて、釣りの話のあとに急に仕事の話に飛ぶが、 昨日ふと思い返した現場のことを書いておきたい。

横浜市中区のマンション。

親御さんが施設に入ることになり、 息子さんが部屋を確認したら――

想像を超えるゴミ屋敷状態。

そこから「ホームページを見ました」と連絡をいただいた。

問い合わせの声は震えていて、 「どこから手をつけたらいいのか、わからないんです」 という正直な気持ちがそのまま伝わってきた。

電話越しでも、その混乱と不安が痛いほど伝わってくる。

「業者に頼むのも初めてで、何をどう説明したらいいのかも……」 と言葉を詰まらせていた息子さん。

横浜市中区、平塚市、伊勢原市、秦野市エリアで、 これまで何十件もの遺品整理やゴミ屋敷片付けを手がけてきた。

でも、どの現場も同じものは一つもない。

それぞれの家族の歴史があって、 それぞれの事情があって、 それぞれの想いがある。

僕自身も仕事として向き合っているから冷静に動けるけれど、 プライベートでこの状況に遭遇したら、誰だって混乱する。

なぜなら僕も、 似たような現場を**”家族として”**経験したことがあるから。


僕の原点|家族の孤独死の現場で感じた「片付け」の重み

 

 

 

 

家族として

何年も前、 僕のおじさんが孤独死してしまい、 その第一発見者が僕だった。

部屋の空気、温度、匂い、光の入り方。

時間が止まったような感覚は、今でも脳裏に残っている。

ドアを開けた瞬間の空気の重さ。

夏だったから、窓は閉め切られていて、 独特の匂いが部屋全体に充満していた。

カーテンの隙間から差し込む光が、 埃を照らして、まるで時が止まったような静けさだった。

警察の方が来て、検視が行われて、 その後、遺品整理という作業が始まった。

その時、 片付けとは「物を捨てる作業」じゃなく、「心を整える儀式」なんだ と強く感じた。

遺品を整理しながら、 おじさんの人生の断片を見つけていく。

レシート、メモ、写真、手紙。

そのひとつひとつに、おじさんの日常があった。

誰かが生きていた証を片付けるということは、 ただの作業じゃない。

その人の人生に、もう一度向き合う時間なんだと思った。

この経験があったから、 この仕事を本格的に始めることになった。

「買取・便利屋インプルーブ」という屋号で、 横浜市中区を中心に、神奈川県内で遺品整理・ゴミ屋敷片付け・不用品回収サービスを提供している。

だからこそ、 横浜市中区のお客様が抱える不安も、僕は他人事には思えない。

遺品整理やゴミ屋敷片付けは、ただの”作業”に見えて、 実はその裏に、 家族の歴史や後悔、罪悪感、迷い、全部が根っこにある。

「もっと早く気づいてあげられたら」 「もっと連絡をとっていれば」 「こんなことになる前に、何かできたんじゃないか」

そんな言葉を、現場で何度も聞いてきた。

僕はその”見えない部分”に寄り添いたいと思いながら、この仕事をしている。


ゴミ屋敷片付けのプロがやっている「正しい順番」

結論:片付けは”同時にやらない””ジャンルを混ぜない”

片付けの現場では、 多くの人が「全部一気にやろうとして」パンクする。

「とりあえず目についたものから捨てていこう」 と始めるけれど、途中で判断が追いつかなくなって、 結局何も進まないまま疲れ果ててしまう。

現場で徹底しているのはこの3つ。

① まず冷静になる|焦りは判断ミスを生む

焦ると判断能力が落ちて、必要なものまで捨ててしまう。

深呼吸して、一度立ち止まるところから始める。

「これ、本当に必要かな?」 「でも、もしかしたら使うかも……」

そうやって迷ってしまうのは当たり前。

だから、最初に「焦らない」と決めることが大事。

横浜市中区の現場でも、 息子さんに最初に伝えたのは 「焦らなくて大丈夫です。一緒に進めましょう」 という言葉だった。

それだけで、表情が少し和らいだ。

② ジャンルを混ぜない|分類が成功の鍵

  • 紙は紙だけ
  • プラスチックはプラスチックだけ
  • 衣類は衣類だけ
  • 食器は食器だけ

これだけで作業効率は大幅に上がる。

「紙類だけを集めて、まとめて処分する」 というシンプルなルールがあるだけで、 頭の中が整理されて、判断がしやすくなる。

逆に、 「これも捨てて、あれも捨てて……」 と色々なジャンルを同時に進めると、 必ず混乱してパンクする。

これは遺品整理でも、ゴミ屋敷片付けでも、 不用品回収でも共通するプロの鉄則。

③ 作業スペースを作る|余白が思考を整える

ベランダ、風呂場、玄関など、一時的に物を避けて **”空間をつくる”**ことが重要。

人は「余白」がないと正常に判断できない。

これは心理学でも証明されている。

部屋が物で埋め尽くされていると、 脳が「どこから手をつけていいかわからない」という状態になる。

だから、まず一部だけでも「何もない空間」を作ることで、 そこを基準に作業を進めることができる。

横浜市中区の現場でも、 まずベランダに物を一時的に移動させて、 そこから順番に仕分けていった。

「ここが空いた」という感覚が、 息子さんの表情を少しずつ明るくしていった。

空間が生まれると、心にも余裕が生まれる。

それが片付けの第一歩。


プロの遺品整理士が教える|買取サービスで費用を抑える方法

片付け費用を削減する重要ポイント

遺品整理やゴミ屋敷片付けで気になるのが「費用」。

横浜市中区の現場でも、 「できるだけ費用を抑えたいんですが……」 という相談をよくいただく。

そこで活用したいのが「買取サービス」

家電、家具、食器、工具、貴金属など、 まだ使えるものは積極的に買取させていただく。

例えば:

  • 冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電
  • タンス、テーブル、椅子などの家具
  • ブランド食器、陶器
  • 電動工具、DIY用品
  • 貴金属、時計、アクセサリー

これらを買取することで、 片付け費用を数万円単位で削減できるケースも多い。

「こんなもの、価値なんてないでしょ」 と思っているものでも、 実は買取対象になることがある。

まずは査定させていただくことで、 お客様の負担を少しでも減らせるように心がけている。

「買取・便利屋インプルーブ」では、 遺品整理と買取を同時に行うことで、 お客様に寄り添った片付けサービスを提供している。


よくある質問(Q&A形式)

遺品整理・ゴミ屋敷片付けに悩む方のために

Q1:どこから片付けたらいいかわかりません

A:ジャンルを1つに絞ってください。紙だけ、衣類だけなど。

混ぜると必ず失敗します。

まずは「紙類だけ」と決めて、 部屋中の紙を集めて、一箇所にまとめてください。

それだけでも、だいぶ見通しが良くなります。

Q2:横浜市中区での遺品整理・片付け費用はどれくらいですか?

A:物量と階段の有無、搬出経路で変わります。

  • 最低料金:2〜3万円(1Kで物量が少ない場合)
  • ゴミ屋敷レベル:10万〜30万円(1DK〜2DK、大量の不用品)
  • 一軒家:30万〜50万円以上(物量による)

ただし、買取できるものがあれば、 その分費用を下げることができます。

詳しくは現地で確認させていただきます。

Q3:買取は同時にできますか?

A:可能です。

むしろ**”片付け費用を下げるための重要ポイント”**です。

家電、家具、食器、工具など、 まだ使えるものは積極的に買取させていただきます。

Q4:遺品整理士の資格はお持ちですか?

A:はい、遺品整理士の資格を保有しています。

孤独死の現場も含め、多くの遺品整理を経験してきました。

専門知識と実体験をもとに、 心に寄り添った片付けサービスを提供しています。

Q5:横浜市中区以外でも対応可能ですか?

A:神奈川県内全域対応しています。

特に以下のエリアは即日対応可能:

  • 横浜市中区、西区、南区、磯子区
  • 平塚市、伊勢原市、秦野市、厚木市
  • 藤沢市、茅ヶ崎市、大和市

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現場を終えたあとの息子さんの言葉

片付けが進むにつれ、 息子さんの表情がゆっくり変わっていった。

最初は不安と混乱でいっぱいだったけれど、 片付けの順番を説明しながら進めると、 だんだん呼吸が整っていく。

「ああ、こうやって進めればいいんですね」 と、少しずつ理解してくれる表情が見えた時、 僕も少しホッとした。

作業中、息子さんが 「この写真、懐かしいな……」 と手を止めた瞬間があった。

親子で写った古い写真。

おそらく息子さんが小学生くらいの頃だろう。

「この時は、まだ元気だったんですよね」 とぽつりと言った息子さんの横顔を見て、 僕はただ静かに頷いた。

遺品整理とは、 こういう瞬間の連続なんだと思う。

物を片付けながら、 記憶を整理していく。

思い出と向き合いながら、 少しずつ前に進んでいく。

最後に、 「本当に助かりました。自分一人じゃ無理でした」 と言われた時、 胸の奥がじんわり温かくなった。

仕事というより、 人間として向き合えた瞬間だった。

「また何かあったら、連絡してください」 と伝えると、 「はい、お願いします」 と、初めて笑顔を見せてくれた。

その笑顔を見て、 ああ、この仕事をやっていて良かったなと思った。


釣りも片付けも、答えは”次に進むための時間”

西伊豆の海で0匹だったことも、 横浜市中区のゴミ屋敷片付けも、 どこかで繋がっている気がした。

自然の前でも、人生でも、 僕たちは思い通りにいかないことの方が多い。

でも、順番を間違えなければ、必ず前に進める。

揺れて、迷って、立ち止まる日があっても、 また次の海、次の現場へ向かっていける。

釣りの日、 魚は釣れなかったけれど、 海の匂いと波の音と、揺れる感覚を持ち帰った。

片付けの現場では、 物を整理しただけじゃなく、 息子さんの心が少し軽くなる瞬間に立ち会えた。

それが僕の生き方なのかもしれない。

結果だけを追いかけるんじゃなくて、 そこに至るまでの時間を大切にする。

人と向き合う時間を、丁寧に積み重ねていく。

遺品整理士として、 便利屋として、 そして一人の人間として。

今日も、誰かの「どうすればいいかわからない」に、 寄り添っていきたいと思う。


あとがき|片付けの先にあるもの

この記事を書きながら、 改めて思ったことがある。

遺品整理やゴミ屋敷片付けは、 ただの「不用品回収サービス」じゃない。

そこには必ず、 人の人生があって、 家族の想いがあって、 言葉にならない感情がある。

横浜市中区の現場で出会った息子さんも、 最初は「業者に頼む」という感覚だったかもしれない。

でも、一緒に片付けを進めていく中で、 僕たちは「業者と依頼主」という関係を超えて、 「同じ時間を共有する人間」になっていた気がする。

それは、 西伊豆の海で一緒に釣りをした仲間との時間と、 どこか似ている。

結果が出なくても、 一緒に揺れて、一緒に笑って、 その時間を共有することに意味がある。

片付けの先にあるのは、 「綺麗になった部屋」だけじゃない。

前に進むための余白と、心の整理。

それが僕の提供したい片付けサービスの本質。

もしあなたが今、 「どうしていいかわからない」 と部屋の前で立ち尽くしているなら、

一度、深呼吸してみてください。

そして、一人で抱え込まないでください。

僕たちのような遺品整理士や片付け業者は、 物を片付けるだけじゃなく、 心に寄り添うために存在している。

横浜市中区、平塚市、伊勢原市、秦野市、 そして神奈川県内全域で、 あなたの「困った」に向き合います。

また明日も、 誰かの海に、誰かの現場に、 向かっていこうと思う。

2024年11月22日 長谷川


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一人で悩まず、一緒に整理していきましょう。

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