2022年10月13日

「不用品回収でぼったくられたかも…」5つの被害事例と悪質業者の見分け方

 

「不用品回収でぼったくられたかも…」5つの被害事例と悪質業者の見分け方

「引っ越しで不用品の回収をしたいけど適正な値段が分からない」

「格安と宣伝していたのにどんどん追加費用が掛かる…ぼったくられた?」

 

年々便利なサービスを提供する不用品回収業者が増える一方で、

残念ながら悪質な業者が一定数存在しているのも事実。

最初に聞いた見積もりよりも高額な費用を請求されたり、

十分な説明がされないまま追加費用を請求されたり「ぼったくられたかも」と感じる利用者も多くいます。

 

そこで今回は、悪質な業者がよく使う手口を事例として紹介し、

ぼったくり被害に合わないために知っておくべきことをお伝えします。

 

「不用品回収をどこに頼めばいいか分からない」という人や、

「過去に回収を依頼したことがあるけど料金に納得がいかなかった」という人は、

事例に当てはまっていないかぜひご覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー目次ーーーーーーーーーーーー

  • 説明がなかった料金の請求をされた
  • 格安・無料と宣伝しているのに作業完了後に高額な請求をされた
  • トラックに積める量の説明がないまま追加費用を請求された
  • 回収したものが不法投棄され被害者・加害者になる
  • 見積もりだけのつもりがキャンセル料を請求された
  • 不用品回収業者にぼったくられないために知っておくべきこと
  • 不用品回収の相場を知っておく
  • 「無料回収」をうたう業者には注意する
  • 「不用品回収業者にぼったくられた」相談は多数!事前に事例と予防法を知ろう

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説明がなかった料金の請求をされた

まず、悪質な業者がよく行う手口としては、不用品回収の知識が少ないことを利用して

よく分からないオプション料金を請求するやり方です。

 

正規の不用品回収業者ではあり得ない料金を、当たり前のように理由をつけて請求してきます。

 

特に多いのが、オプションとしてリサイクル料金や出張料金、運搬費用を請求してくるケースです。また、見積もりに入ってない不用品回収の費用を請求してくるケースも。

 

正規の業者であれば、必ず事前に見積もりを行い適正な金額を提示し、追加費用の有無に関して説明します。見積もりの段階で明らかに安すぎる金額を提示され、追加費用の説明がない業者には注意しましょう。

 

格安・無料と宣伝しているのに作業完了後に高額な請求をされた

上記にも通じますが、「格安」や「無料」と価格のお得さばかりを宣伝している業者にも注意が必要です。

 

こちらも、作業終了後に高額な費用を請求するパターンが多く、中には数十万もの高額な費用を請求をされたケースも。

 

このような業者は、格安・無料とうたいながら、無料の作業はごく一部のみとしている実態があります、お客さんを集めたら実際に作業を行い、断りづらくなったことにつけこんで高額な費用を請求するのです。

 

不用品回収を安く済ませたいと思うのは当然ですが、業者を価格だけで選んではいけません。

ネットなどで実績や口コミを見て、信頼性があるか確認しておきましょう。

 

トラックに積める量の説明がないまま追加費用を請求された

不用品回収にトラックは必須ですが、トラックの料金説明に関しても明確でない業者は避けましょう。トラックに「積み放題」のプランがあるにも関わらず、以下のような請求をされた事例があります。

 

・積み放題対象外の荷物が含まれているから

・トラックの積載量を超えるから

・トラックでの進入が難しい立地だったから

 

実際に予定より積載量が増えることや狭小地で作業が難しいことは確かにあります。

しかし、正規の業者であれば必ず事前に状況のヒアリングをし、適切な金額を提示します。

 

回収したものが不法投棄され被害者・加害者になる

かなり悪質ですが、回収した不用品を山林や空き地に不法投棄している業者が存在しています。

ほとんどの場合、格安・無料をうたう無資格や無免許の業者です。

 

適正な廃棄物処理にはそれなりの費用が掛かります。悪質な業者は処理費用を浮かせるために不法投棄をし、

利益を増やしているのです。格安・無料でできるのも不法投棄をしているからかもしれません。

 

さらに、問題なのは不法投棄のことを知らない依頼者側も罪に問われてしまう点。

廃棄物処理法第25条では不法投棄をした人も依頼した人も「知らなかった」は通用しないので特に注意が必要です。

 

見積もりだけのつもりがキャンセル料を請求された

電話で不用品回収の相談をしただけ、または見積もりを出してもらっただけの段階で「相談料金」を請求された事例もあります。

納得いかず相談を取り消そうとすると今度は「キャンセル料」として請求してくるケースも。

 

優良な回収業者であれば、見積もりは無料で行うことがほとんどです。

ただし、正規の業者であってもあまりにも直前のキャンセルにはキャンセル料金が発生することもあります。

 

しかし、通常は正式に作業を依頼していないのなら料金を支払うことはありません。

見積もりだけの段階や正式な依頼前に料金が発生するのはぼったくり業者の可能性が高いです。

 

不用品回収業者にぼったくられないために知っておくべきこと

ここまでは、「不用品回収業者にぼったくられたかも…」とよく相談に挙がる事例について紹介しました。しかし、事例ばかり見ていると本当に信頼出来る業者があるのか不安になってしまうもの。

 

そこで、ここからは悪質な業者によるぼったくり被害に合わないために知っておくべきことを紹介します。

不用品回収を依頼する際には、下記のポイントに注意して選びましょう。

 

不用品回収の相場を知っておく

不用品回収費用は業者によってさまざまですが、費用が発生する内訳として、

 

・不用品の量

・車両費

・人件費

・処分費

 

上記のように区切っている業者が多いです。

そこから、作業に掛かる人員やトラックの大きさ、作業の大変さなどによって料金が変動してきます。

 

いずれにせよ、正規の業者は事前に現場の状況をヒアリングして適正な価格を提示するので、内訳に分かりにくい項目は含めません。

料金が発生する仕組みを知って、よく分からないオプション料金などを請求する業者には注意しましょう。

 

「無料回収」をうたう業者には注意する

無料回収を宣伝する業者がすべて悪質な訳ではありませんが、注意するべきなのは間違いありません。

そもそも、不用品の適切な処分にはどうしても費用が掛かるもの。無料で回収できるというのは、

正しい処分をしていないか他の部分でぼったくり、利益を上げている可能性が高いです。

 

「不用品回収業者にぼったくられた」相談は多数!事前に事例と予防法を知ろう

今回は、不用品回収業者にぼったくられた事例と被害に合わないためのポイントについて紹介しました。

不用品回収は便利なサービスを提供する優良な業者だけではなく、悪質な方法で利益を得る業者も存在します。

ぼったくり被害にあわないために、利用する際には今回紹介した事例を頭にいれ、信頼できる業者を選びましょう。

 

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