2022年11月17日

壊れているのになぜ売れる?!買いたい人の心理や高く売れるジャンク品の紹介

「こちらの商品はジャンク品です。」

メルカリなどでそのような記載があるにも関わらず売り切れとなっている商品を見たことがある人は多いはず。

 

「壊れているのになんで欲しいんだろう」「壊れているものを買って意味あるの?」と疑問を抱いたことはないでしょうか。

 

実は、実際に売り切れとなっている商品が多いように、ジャンク品であっても価値がつくものはとても多いのです。

今まで、壊れたものは捨ててきた、という人は損をしているかもしれません。

 

今回は、ジャンク品がなぜ売れるのか、どのような人が欲しがるのかを解説。

その上で、高く売れるジャンク品の共通点についても紹介します。

 

そもそもジャンク品ってどういう状態?

 

ジャンク品とは、「破損や故障などにより、本来の利用価値を失っている状態」の品物を指します。

とはいえ、必ずしも「壊れて使えないもの」「ゴミになるもの」というわけではありません。

なんらかの理由があって正常な動作の保証ができない、メーカー保証の対象外となったものもジャンク品にあたります。

 

他にも、

・動作には問題はないが、一部の機能のみ使えない

・動作確認ができないため、動作の保証ができない

・動作に問題はないが外観が著しく傷ついている、破損している

 

上記のように、完全に壊れていて使用できないものから、通常の使用は問題ないけど見た目がボロボロ、

といった状態のものまでさまざまです。そのため、状態によっては、まだまだ使う人次第で利用価値のある品物でもあります。

 

もしも、部屋の片隅に放置してあるものある場合、「捨てる」という選択肢はもったいないかもしれません。

下記の、故障品であっても欲しがる人の心理を知って、価値のあるものなら売って現金に変えられるということを覚えておきましょう。

 

なぜジャンク品を欲しがるの?買いたい人の理由を3つ紹介

 

ここからは、ジャンク品を欲しがる人にはどういった目的があるのか、大きな理由を3つ紹介します。

 

壊れていてもコレクションとして集めたいから

 

正常に動作するしないに関係なく、品物をコレクションとして手に入れたいという理由で購入したい人はたくさんいます。

 

ジャンク品の中には、生産を中止して市場には出回っていないものや販売を終了して手に入らないものなどが出回ります。

コレクション目的でどうしても欲しい品物を手に入れるにはジャンク品が最適な選択肢になるのです。

 

他にも、当時の製品をなんらかの資料として使う、今後もっと価値が上がっていくことを見越して今のうちに買っておく、

といった目的の人もいます。動作の有無など製品の機能に価値を見出すのではなく、存在そのものに価値を見いだしているということです。

 

本体は動かなくても内部のパーツに価値があるから

 

電化製品に代表されますが、正常に動作しなくても中身のパーツ自体は全く問題ないというケースがとても多く見られます。

そのため、使えそうな中身のパーツを抜き取って使う「パーツ取り」を目的として、あえて購入するのです。

 

電化製品のパーツは新品で単体を買うよりも、ジャンク品から集めたほうが安く済みます。

さらに、他のパーツも使い回せるため、お得になります。そもそも、部品の生産が終了していることからジャンク品でしか手に入らないものも。

 

また、抜き取ったパーツで別のものを作ったり、安く手に入る部品で修理の練習をしたりとさまざまな使い道があります。

リサイクルやリユースの観点で見ても、とても有意義な使い方と言えるでしょう。

 

修理をすればまた使える状態にできるから

 

上記にも通じますが、個人だけではなく店舗であってもジャンク品の買い取りを行っているのは修理すれば

また使えるようになるためです。故障といっても、軽い故障が原因で動作不良となっている場合にはすぐに動作品として販売ができます。

 

売りたい本人にとってはどうすることができない故障であっても専門店にとっては簡単な故障であるケースも意外と多いです。

パーツ取りのように一部の部品を再利用する形ではなくあくまでも製品本来の使い方をしたい人が購入します。

 

高く売れるジャンク品の共通点

 

ジャンク品であっても使い道により価値がつく可能性が高いと説明しましたが、商品によって売れやすさは違います。

中には、ごく一部の破損だけなのにまったく売れないもの、完全に動作しない状態なのにすぐ売れてしまうものも。

 

高く売れる製品の共通点は修理がしやすく、パーツ取りも行いやすい電化製品が代表的です。具体的に売れやすい電化製品を見ていきましょう。

 

・スマホ

スマホは内部のレアメタルなどにとても価値があるので高く売れる可能性がとても高いです。

また、本体だけではなく箱や付属品だけでも売れることがあります。

 

・パソコン

自作でパソコンを作る人が多いため、パソコンはパーツ取りの需要が多い代表的な製品です。

主にパーツ取りがしやすいデスクトップパソコンのほうが売れやすい傾向にあります。

 

ゲーム機

ゲーム機も、パーツ取り目的や修理目的で購入する人がとても多い売れやすい商品です。

動作の有無に関わらず価値がつく可能性が高いので、壊れたからといって捨ててしまうのはもったいないです。

 

ジャンク品でも使い道がたくさんあるから売れる!捨てる前に価値があるかを確認しよう

 

今回は、ジャンク品は壊れていて使えないのになぜ売れるのか、どんな人が欲しがるのかについて解説しました。

ジャンク品であっても売れるのは下記のような人には需要が大きいためです。

 

・壊れていてもコレクションとして集めたいから

・本体は動かなくても内部のパーツに価値があるから

・修理をすればまだ使える状態にできるから

 

このように、たとえ壊れていて動かないものであっても、欲しがる人はたくさんいるのです。

せっかくお金をだして使ってきた商品なので、「早く捨てないと」と考える前に、まだ価値がつく可能性があることを覚えておきましょう。

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