スタッフブログ

遺品整理って何をするの?遺品整理士が解説!

突然の訃報の後には、葬儀の手続きなどやるべきことが多くあります。

故人を偲び、気持ちが落ち着いた後には「遺品整理」をしなければいけません。

 

しかし、ひとえに遺品整理と言われても、具体的に何をどうすればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

 

「故人が大事にしていた物を捨てていいのだろうか」

「親族が集まれる時間がないし、遺品も多いので整理することが難しい」

葬儀の後で、こういった悩みを抱えている方は多く「遺品整理士」という仕事が誕生するまでに

至っているのです。

 

今回は、遺品整理の方法や頼むべき業者について、遺品整理士が解説いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー目次ーーーーーーーーーーーーーーーーー

・遺品整理について

・遺品整理は誰がやった方が良いのか?

・遺品整理士認定を持っていない人に頼むと?

・遺品整理士に頼むとこうなる

・遺品買取サービスについて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・遺品整理について

遺品整理は、故人が残したもの全てを仕分けして、片付けていく行為です。

生前に使用していた身の回りのものや親族に残した遺産はもちろん、オンライン上に残っているデジタルデータも含まれます。

 

遺品整理をする時期というのは人それぞれで、始める時期やいつまでに終わらせなければいけないという決まりはありません。

しかし、残す遺品によっては相続税がかかったり、法的な手続きが必要なものもあります。

手続きの期日が決められているものもあるので事前に調べておくことが大切です。

 

また、故人が住んでいた物件が賃貸であった場合は、管理会社にいつまでに行ったほうが良いかを確認する必要があります。

 

・遺品整理は誰がやった方が良いのか?

遺品整理の行い方としては、遺族で行う方法と専門の業者にお願いする2つの方法があります。

かつては遺品整理は残された遺族の手で行うことが一般的でした。複数世帯で生活している方も多く、

親族が集まれる機会も多く遺品整理をする時間が確保しやすかったのです。

 

現在では、核家族化や親族が集まる時間の確保が難しく、遺品整理をする時間を作るのが難しいという方が増えています。

他にも「遺品と向き合うのが精神的につらい」と感じたり「有価証券といった財産をどうしたらいいのかわからない」

といった問題が発生し、遺品整理が滞る場合も。

 

そのため、遺品整理を専門の業者に依頼する方法を取る方が増加しています。

費用は発生しますが遺品整理業者に依頼することで、時間的・精神的・体力的負担を軽減することが可能です。

 

金銭的価値のある骨董品や、デジタルデータなど取り扱いに困る遺品についてアドバイスがもらえるため安心して遺品整理を行うことができます。

 

・遺品整理士認定を持っていない人に頼むと?

「遺品整理士」は民間の認定資格であり、遺品整理を行うのに必須というわけではありません。

そのため、遺品整理士がいない不用品処分業者に依頼することでも遺品整理は可能ではあります。

 

しかし、「遺品整理」と「不用品処分」は内容は似て非なるものなので、遺品の取り扱い方などからトラブルに発展することがあるので注意です。

よく聞くトラブルの事例としては、故人や親しかった人に取って価値のある遺品を処分されてしまったということがあげられます。

 

遺品の仕分けは、一般的な不用品の処分以上に難しいものです。不用品回収業者が遺品整理に

不慣れな場合は間違って処分してしまう可能性が高くなったり、時間が必要以上にかかってしまうでしょう。

 

また、供養をしてほしい遺品があった場合に不用品処分業者では対応してもらえないことがあるため手間が増えてしまうこともあります。

 

・遺品整理士に頼むとこうなる

上記のようなトラブルを解決するため平成22年に、一般社団法人遺品整理認定協会が発足しました。

遺品を「処理」するのではなく「供養」するという精神的な面で、適切に整理するためのプロフェッショナルとして遺品整理士が誕生したのです。

 

仕事内容としては、遺品の仕分けから供養・不用品の処分・簡易清掃と一般的な不用品回収業者とあまり変わりはありません。

遺品整理士の場合は、不用品か大切なものか遺族の意向を聞いて判断したり、大事な遺品の探索と供養などがあります。

 

また、価値のある遺品をどうするべきかプロの知見を持って提案をしたり、遺族の意向があれば遺品や不用品の買取まで行うことができるのです。

 

・遺品買取サービスについて

遺品整理の中で「価値がわからないもの」が出てきた場合には、遺品を買取ってもらうという方法もあります。

遺品買取を利用することで、正しい価値を知ることができるので正しい整理をすることができるようになるでしょう。

 

多くの遺品整理業者では遺品や不用品の買取も行っている所が多いので、そのまま買取の査定を依頼することができます。

不用品の中に高額で買取ってもらえるものがあれば、遺品整理の費用を軽減することにもなります。

 

捨てるのは忍びないものであっても、ほしいと思っている人の手に渡ると思えば前向きに整理ができるはずです。

 

見積無料 お見積ご相談はこちら